クリスマスには子供たちにサンタクロースからの手紙を贈りたいと思っているお母さんやお父さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、その手紙をどうやって「本物っぽく」見せたりするか、小さな子供たちにも理解できるように書いたりするかで迷ってしまうことがありますよね。
ここでは、そんなサンタクロースからの手紙を書く際のおすすめの内容や、実際の書き方の例を紹介しています。
サンタクロースからの手紙は日本語で書くか英語で書くか
サンタクロースから子供への手紙をどの言語で書くべきか迷うことがあるでしょう。
手紙を日本語または英語で書く場合のアドバイスをします。
もし子供がまだ小さくて言葉についてあまり理解していないなら、どの言語で書かれていても大丈夫です。
文字を学び始めたり、文字に関心を示し始めたりした子供には日本語で書かれたサンタの手紙が直接読めると特別な喜びを感じるでしょう。
また、子供がサンタに手紙を書いて、それに対する返事を楽しみにしている場合も、日本語が適しています。
もし子供が「なぜサンタの手紙が日本語なの?」と尋ねたら「サンタは世界中の言葉を話せるんだよ」と説明してあげましょう。
一方、サンタの手紙が日本語であることに疑問を持つかもしれない子供や、疑問を持ちやすい年齢の子供には英語で書かれた手紙が良いでしょう。
英語での手紙はより本物らしいと感じられるかもしれません。
英語で書くのが心配ならば翻訳ツールを活用してみましょう。
手紙をまず日本語で書き、それを英語に翻訳しさらにそれを日本語に戻してみて違和感がなければ、その手紙で大丈夫です。
サンタクロースからの手紙に書く内容
サンタクロースから届く手紙は、子供たちにとってプレゼントを開ける瞬間と同じくらい心躍るものです。
子どもたちがその手紙を読んで喜ぶために、以下のようなことを意識して書いてみましょう。
- 自分がサンタであることを伝える短い挨拶
- これが返信の手紙であることを示す一言
- 過去1年間でよく頑張ったことを褒め称える文言
- サンタの日常のちょっとしたエピソード
- 来年も頑張ってほしいという願い
- より本物らしくしたい場合は英語で、楽しみたいなら日本語で
- 兄弟姉妹それぞれに手紙を
- 手紙を短めにして読みやすく
自己紹介
サンタクロースからの手紙を書き始める際には、まずサンタ自身の紹介で始めるといいでしょう。
「フィンランドから来たサンタだよ」とシンプルに伝えるだけで大丈夫です。
返信の手紙であることを示す
そして、以前に子供がサンタに送った手紙への返信であることを示すフレーズを入れると手紙の特別感が増します。
「君の手紙を読んで嬉しかったよ」や「君が欲しがっていたおもちゃを持ってくるね」といった一文は、子供がサンタに届けた手紙が大切に扱われていることを感じさせます。
一年間頑張ってきたのを褒める
さらに、子供が一年間頑張ったことを称賛する内容も忘れずに。
具体的な行動や成長を挙げて褒めると、「サンタはしっかり見ているんだ」と子供に実感させられます。
「お手伝いをがんばったね」や「新しいことにチャレンジしたね、素晴らしい!」のように具体的に褒めることが大切です。
サンタクロースの日常
サンタクロースの日常についての小さな話も加えると良いでしょう。
「今年もトナカイたちと一緒に、みんなにプレゼントを届ける準備をしているよ」や「雪が多くて、プレゼント配りが少し大変だったけど、君の家にはしっかり届けるから安心してね」といった話は、サンタの世界をもっと身近に感じさせ子供の想像力をかき立てます。
子供たちに来年頑張ってほしいこと
サンタクロースからの手紙の終わりには、来年に向けて子どもたちに頑張ってほしいことを伝えるメッセージを添えると良いでしょう。
例えば、「勉強を頑張ってね」や「もっと野菜を食べようね」といった、普段親が言うと少し反発しがちなことでも、サンタクロースからなら前向きに取り組む気持ちになれるかもしれません。
このとき、大切なのは、子どもたちを励ます言葉遣いを使うことです。
決して、「これができなかったから来年は頑張って」や「できなかったら来年はプレゼントをあげないよ」といった否定的な言い方ではなく、ポジティブに頑張りを促すメッセージにしましょう。
英語もアリ
もし手紙のリアルさを重視するなら、英語で書く選択肢もあります。
サンタクロースが外国の存在として認識されている場合、英語のメッセージはその魔法を強化するかもしれません。
また、英語で書くことで「これはママ(またはパパ)の字?」という疑問も避けられます。
しかし、サンタクロースとの交流をより楽しむためには、子どもが自分で読める日本語で書くことがおすすめです。
一人一人に書く
特に、兄弟姉妹がいる場合は、それぞれにパーソナライズされた手紙を用意することで、メッセージの特別感を高めることができます。
短めに
手紙が長くなりすぎないようにすることもポイントです。
子どもの年齢や性格に合わせて、適切な長さで心温まるメッセージを書きましょう。
プレゼントを選んだ理由
もし子どもが欲しいものを前もってお手紙でお願いしていたら、「あなたが欲しがっていた〇〇を持ってきたよ」という風に伝えるといいですね。
もし、お父さんやお母さんが子どもの欲しいものをサンタさんに教えてあげたなら、「お父さん、お母さんが教えてくれた〇〇をあなたにプレゼントするよ」と書き加えましょう。
もし子どもが特に欲しいものを言っていなかった場合でも、子どもの好きなものを考えて、「〇〇くんは車が好きだから、特別に車のおもちゃを選んだよ」とメッセージを添えると、サンタクロースからのプレゼントがより特別なものになります。
サンタクロースからの手紙の例文
ここでは、サンタクロースからの手紙の書き方の例を年齢に応じて2つ紹介します。
一つは幼稚園児向け、もう一つは小学生向けです。
幼稚園児向けの例文
幼稚園児向けでは、まだ読み書きが始まったばかりの子どもたちへ、ひらがなやカタカナを使ってシンプルにメッセージを伝えます。
例文1
「メリークリスマス、〇〇ちゃん。サンタさんだよ。〇〇ちゃんが欲しかった、△△を持ってきたよ。楽しいクリスマスを過ごしてね。」
例文2
「フィンランドからこんにちは、〇〇くん。サンタさんです。いつもお母さんを手伝ってえらいね。これからも頑張ろうね!」
小学生向けの例文
小学生向けでは、少し詳細を加えて、サンタクロースの世界や子どもが頑張っていることへの言及を入れます。
例文
「メリークリスマス、〇〇ちゃん。サンタクロースだよ。トナカイたちといっしょに、みんなのプレゼントを準備しておおいそがしだったよ。〇〇ちゃんがいっしょうけんめいにピアノを練習しているのを見ていたよ。そんな〇〇ちゃんのために、欲しかった△△を用意したよ。ピアノの練習、たのしんでね。すてきなクリスマスを過ごしてください。」
「メリークリスマス! 〇〇くん、じてんしゃに乗れるようになったって聞いたよ!お父さんとお母さんが、毎日いっしょうけんめい練習している姿を見ているって教えてくれたんだ。そんながんばりり屋さんの〇〇くんへ、新しいじてんしゃをプレゼントするね!来年もまた君に会えるのがまちどおしいよ。お兄ちゃんともなかよくしてねね。 サンタクロースより」
「メリークリスマス! 〇〇くん、フィンランドから来たよ。今年はかん字をたくさんおぼえたんだってね!すごいね!来年は、算数にもチャレンジしてみよう。いつもおうえんしているからね! 」
まとめ
サンタクロースからの手紙の書き方と注意点を紹介しました。
子供に理解できるような内容で、しかもバレないように書くのが重要です。
文中にリアリティを感じさせる内容を盛り込むのがポイントです。