お世話になった社長にお礼のメールを送ろうと思ってもどのように送ったら失礼がないか不安ですよね。
社長にメールを送るなんてめったにありませんからね。
件名から何を書けばいいか悩んで手が止まってしまします。
ここでは昇格や食事のお礼のメールを社長に送るときの例文や件名、書き方を解説します。
一つ大事なことは、社長へのお礼メールは簡潔な内容で早いうちに送りましょう、ということです。
昇格のお礼メールを社長に送る例文
昇進のお礼のメールを社長に送るときの例文です。
A社長
お疲れ様です。
企画部のBです。
この度は部長職にご登用いただき、誠にありがとうございます。
これもすべて企画部のみなさんのおかげです。
部長職就任にあたり不安もございますが企画部のみなさんと協力し我が社の発展に寄与していく所存でございます。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
昇進のお礼を社長に伝えたいときはどのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。
ポイントは次の3つになります。
- 定型文だけにしない。
- 昇進発表の翌日までに送る。
- 周囲の方々への感謝を伝える。
順に解説します。
①定型文だけにしない
お礼メールには定型文を使用すると楽です。
ですが定型文のみでは味気なくなってしまいます。
上記の例のように自分の言葉で素直にお礼を伝えましょう。
簡単な一言でも構いません。
②昇進発表の翌日までに送る
昇進というのは滅多にないことです。
非常にありがたいことです。
お礼のメールは後回しにせず、早いうちに送りましょう。
③周囲の方々への感謝を伝える
昇進しても謙虚さは忘れないでおきたいものです。
傲慢さは上司や社長への裏切りになってしまいます。
このような文もメールに記しておきたいです。
仲間があってこその昇進であるという気持ちを社長に伝えたいですね。
食事のお礼メールを社長に送る例文
続いては社長に食事をご馳走になった際のお礼メールです。
C社長
お疲れ様です。
人事部のDです。
昨晩は豪華なお食事をご馳走していただきありがとうございました。
自分にとってすごく勉強になるお話を聞けました。
特に、社長が普段から心がけている3つの習慣のお話は大変勉強になりました。
私もさっそく実践させていただいております。
貴重なお時間をありがとうございました。
お忙しい中、お時間を作っていただき誠に感謝しております。
また機会がありましたらご一緒させてください。
これからもよろしくお願いいたします。
社長に食事をご馳走になった際のお礼メールを送るときに押さえておきたいポイントは次の2つです。
- 食事の翌日もしくは翌々日までにメールを送る。
- 自分の学び、気づき、感想を盛り込む。
それぞれについて説明します。
①食事の翌日もしくは翌々日までにメールを送る。
先ほどの昇進のお礼メールでもポイントでした。
お礼のメールは早い方がいいです。
また、メールを送るのが遅くなってしまうと、社長も食事のときの記憶が薄れてしまうからというのも理由の一つです。
メールを送るのは社長の記憶も鮮明なうちに済ませましょう。
②自分の学び、気づき、感想を盛り込む
これも定型文だけで終わらせないためです。
このように、自分にとっての学びを具体的に伝えるといいでしょう。
社長にお礼メールを送るときの件名などの注意点
最後に、社長にお礼メールを送るときのポイントと注意点を解説します。
お礼メールのポイントは次の3つです。
- 二重敬語は避ける。
- お礼のメールは当日中か翌日までに送る。
- 件名と本文は簡潔にする。
二重敬語は避ける
宛名で「○○社長様」と書くのは誤った敬語表現になります。
二重敬語となります。
宛名は「○○社長」で大丈夫です。
お礼のメールは当日中か翌日までに送る
先ほどから何度もお話してる通りです。
お礼は早いうちに送りましょう。
件名と本文は簡潔にする
これは社長が多忙だからです。
メール確認に長い時間を要せません。
件名も
「○月○日のお食事のお礼」
「昇進のお礼」
のような具体的かつ手短な文章が望ましいです。
以上を踏まえたメール例文です。
E社長
お疲れ様です。
営業部のFです。
昨日は賞与をご支給いただき誠にありがとうございました。
E社長のご厚意に心から感謝申し上げます。
いただいた賞与は自己投資に活用させていただき、日々の業務へ活かして参ります。
メールにて恐縮ですが、取り急ぎ御礼を申し上げます。
これからもよろしくお願い申し上げます。
ボーナスを貰ったときの社長へのお礼メールの書き方についてはこちらの記事にもまとめてあります。
ぜひ参考にしてください。
↓↓
ボーナス(賞与)くれた社長へのお礼のメールの書き方・例文
まとめ
いかがでしたか。
今回は、社長に送るお礼メールについて解説しました。
ポイントは
昇格のお礼を伝えるときは謙虚に。
食事のお礼は自分の学びも盛り込む。
社長へのお礼メールは簡潔な内容で早いうちに送りましょう。
ということです。
社長にメールを送る機会は少ないでしょう。
その貴重なタイミングをチャンスに変えたいですね。