どんぐりの熱湯消毒のやり方!煮沸何分?乾燥の方法は
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どんぐりの熱湯消毒のやり方!煮沸何分?乾燥の方法は

秋なるとよく道端に落ちているどんぐり。

子供が大切に集めて、お家に持って帰ったりすることもありますね。

私も綺麗などんぐりを見つけるとつい、嬉しくなって拾ってしまいます。

 

そんなつやつやで、かわいいどんぐりですが、拾ってそのまま放置していると大変なことになってしまうかもしれないんです。

そう、どんぐり虫が出てきちゃうんですね。

穴が開いていなくても中には住んでいる可能性もあります。

ではどうしたらよいかというと、煮沸処理をしてしまえば問題ありません。

今回は熱湯消毒のやり方や、煮沸時間、乾燥などほかの処理方法をご紹介していきたいと思います。

どんぐりの処理は熱湯で何分?煮沸で処理する方法

 

ドングリを消毒する前にもやっておきたいことがあります。

次の手順に沿って煮沸消毒をすれば、虫さんも出てきません。

さっそく順に説明していきましょう。

どんぐりを選別する

拾ってきたどんぐりをまずは選別しましょう。

目で見て割れていたり、穴が開いているもの、ちょっと汚いなと思うものを省きます。

あらかた選別出来たら深い器に水をためて、じゃぶんと入れてしまいます。

ここでぷかぷかと浮いてきたどんぐりは捨てます。

なぜなら、浮いてきたということは中が軽い、すなわち虫が食べてしまっている可能性があるからです。

中に住んでる虫達にも悪いので早めに外へ捨てましょう。

 

熱湯消毒する

選別ができたら、いよいよ熱湯消毒です。

手順は簡単で次のように行います。

<熱湯消毒の手順>

  1. どんぐりが浸かるくらいのお湯を沸かし、選別したどんぐりを入れる。
  2. 3分ほど茹で、お湯から上げて水気を切る。
  3. しっかり水気をふき取ったら陰干しにする。
  • この時、茹ですぎてしまうと、どんぐりが割れやすくなってしまう原因になるので様子を見て茹でてください。
  • 茹でる時間が短すぎても、中の虫が退治できないので注意が必要です。

 

どんぐりの量や大きさも様々だと思いますので、3分~5分、長くて10分以内で様子を見て時間を調節してみてください。

どんぐりを入れる容器

さて、消毒の手順はお伝えしましたが、一つ気がかりなのが何に入れて茹でれば良いか、ですよね。

お家で使っているお鍋は使うのがちょっと気が引けますし、万が一虫が出てきてしまったら…
と考えると身震いします。

私が聞いた中で、とても万能なものを使われているものがありました。

それは、アルミ容器です。

市販で売られてる鍋焼きうどんが入ってるあの銀色の容器です。

このアルミ容器なら深さもあり、火に掛けられて、何より使った後は捨てることができるのでとても便利です。

百均にも売っているようなので、消毒をされる際はぜひ活用してみてください。

どんぐりを煮沸したあとの乾燥の方法は?

熱湯消毒ができたら、あとは乾かすだけです。

このとき注意が必要なのは、必ず陰干しにすることです。

なぜなら、天日干しにしてしまうと、表面が割れてきてしまってせっかくの艶がなくなってしまいます。

実際に天日干しをしてしまったことがありますが、やはりパリパリになっていくつも割れてしまいました。

人間のお肌と同じようなものですね。

なので、どんぐりは水気をとって陰干しをし、カビが生えてしまわないように乾かしましょう。

どんぐりの虫の処理は冷凍でもいい?

熱処理ができるなら、冷凍でもいけるのでは?と思いますよね。

大正解です。

冷凍することでも中の虫を退治することができます。

ただし、冷凍では少し時間がかかってしまうのですぐに使いたい方や、処理したい方は煮沸を行う方が良いでしょう。

<冷凍での処理手順>

1.どんぐりをよく洗い、汚れを取ってよく拭く

このとき、お酢を混ぜた水で拭くと消毒になってよいです。

普通の水でも全然構いません。

 

2.冷凍用のジッパーなどにどんぐりを入れて5日~1週間程冷凍する。

水気をペーパーなどでしっかり拭き取り、どんぐりが重ならないように、平にしてジッパーなどに入れます。

冷凍処理をした後は、新聞紙等の上に置いて自然解凍をします。

レンジで解凍すると爆発してしまう危険性もありますし、これもまた表面が割れてしまう可能性もあるので時間はかかりますが自然解凍しましょう。

自然解凍出来たら、しっかり水気はとってあげてください。

完全に乾いたら処理は完了です。

まとめ

どんぐりを熱湯処理、冷凍処理するポイントをまとめます。

  • 選別をきちんと行う。
  • 茹ですぎないように注意する(3分~5分で)。
  • 冷凍は5日~1週間程、しっかりと行う。
  • 処理した後は必ず完全に乾燥させる。

この手順を守れば、だれでも簡単に処理ができます。

どんぐりって、拾って終わりにしてしまうことがほとんどですよね。

今までぞんざいに扱ってましたが、次からはきちんと処理をしようと思います。

自然の産物ですから、きちんと処理をしてぜひ、皆さんも拾ってきたどんぐりを大切に活用してみて下さい。

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