ご飯の水の量を間違えたのか、ご飯が柔らかい!という経験は一度はありますよね。
そんな時はどうされますか?
諦めてお粥だと思って食べますか?
実は柔らかいご飯を固くする方法があるんです。
今回は、ご飯の水の量を間違えてしまって柔らかいときの上手なリメイク方法をいくつかまとめました。
ご飯の水の量を間違えた・柔らかいときのリメイク方法
ご飯が柔らかく炊けてしまったとしても、固くする方法があります。
ただ、さすがにいつもと同じように、ふっくらおいしい炊き立てのご飯になるわけではありません。
「うん、この固さならいけるな」という程度ですが、それぞれ試してみてください。
炊飯器でもう一度炊く
1番簡単な方法は、そのまま再炊飯する方法。
「いつもと違う!柔らかい…」と思ったら、そのまま炊飯ボタンを押して炊いてみてください。
電子レンジで加熱する
柔らかいご飯の水分を電子レンジで加熱して飛ばす、という方法です。
均等に、かつ速く飛ばすために、平らなお皿にご飯を薄く入れて、ラップをかけずに加熱します。
500Wの電子レンジで大体30秒~60秒ほどでできあがります。
あまり加熱しすぎてしまうと、水分が飛びすぎて逆に固くなってしまいますので、最初は様子を見ながら加熱していきましょう。
ご自宅の電子レンジの電力によっても変わってきます。
600Wの場合はもう少し短くても良いと思いますよ。
蓋を開けて10分くらい放置する
少しべちゃっとしているな、という程度であれば、少し水分を飛ばすために保温のまま蓋を開けて放置する、という方法もできます。
ただ、放置しすぎて逆にカチカチにならないように気を付ける必要があります。
放置する場合は表面から固くなっていくので、様子を見ながらかき混ぜると均等な固さになりますよ。
おかゆにアレンジする
柔らかく炊けてしまったご飯を固く戻すのも一つですが、諦めて「おかゆ」として作り直すという方法もあります。
おかゆと言えば、風邪の時の食べ物と思われがちですが、我が家では朝食の定番です。
好きな具材と一緒に煮込んで、しょうゆ、みそ、中華味など、アレンジも自在です。
そして、おかゆは冷凍保存できるというメリットもあります。
寒い朝の朝食用に作り置きしておけば、忙しい朝でも「チン」だけでおかゆが食べれますのでオススメですよ。
少しショウガをプラスしてチンすれば、通勤・通学もいつもよりポカポカです。
ご飯が柔らかくなる原因あれこれ
ご飯が柔らかくなってしまう原因には、水の量を間違えただけではなく、他にも原因があるんです。
お米が割れていたり、ヒビが入っていたりすると、そこからお米のでんぷんが水に溶けてしまって、べちゃっとした感じになることがあります。
お米が割れる原因は、
- お米が乾燥している。
- お米が劣化している。
- お米のとぎ方を間違えている。力を入れすぎている。
- 浸水時間が長すぎる。
などがあります。
お米は昔のようにゴシゴシとがなくても良くなっており、優しくかき混ぜるように研ぐだけで良いのです。
また、今の炊飯器は浸水時間も同時に自動でやってくれるものも多いので、浸水せずにすぐにスイッチを入れてしまってもOKです。
うちの炊飯器はどっちなのか気になる方は一度炊飯器の取扱説明書を見てみてくださいね。
ちなみに、早炊きでもすぐに食べる場合や、残ったご飯をすぐに冷凍する場合の味は変わりません!
早炊きは時短でエコでいいですよね~。
ご飯の水の量を間違えて固いときはどうする?
逆に水の量が少なすぎて固くなってしまった時についての方法です。
水を加えて再炊飯する
炊いたすぐ後であれば、ご飯1合~2合に対して水を大さじ1程度加えて再炊飯しましょう。
大抵はふっくら仕上がります。
お水の代わりにお酒を入れると、よりおいしくでき上りますよ☆
ラップをして電子レンジで加熱をする
再炊飯と同様に、ご飯1合~2合に対して水を大さじ1程度加えます。
ラップをして電子レンジにかけて加熱します。
時間はご飯の量によって変わってきますが、30秒~1分程度から様子を見ながら調整してください。
水分を吸わせてアレンジする
固いご飯は冷凍しておき、鍋の締めの雑炊やリゾット、おかゆなどにアレンジするのも良いですよね。
おかゆや雑炊も良いですが、粉チーズやとろけるチーズを加えてリゾットにすれば、朝食やランチにとっても良いですよ!
チャーハンやチキンライスにアレンジする
少しだけ固いご飯は、粘り気が少ないので、チャーハンを作るのにとっても向いています。
簡単にパラパラに仕上がりますよ!
まとめ
ご飯の水の量を間違えてしまって柔らかいときのリメイク方法をいくつか紹介しました。
ご飯が柔らかくても、失敗ではなくアレンジして食べるための良い機会と思って、色んなレシピにチャレンジしてみましょう。
いつもはどうしても定番の料理を作ってしまいますが、「あ!あれにアレンジしていつもの料理と違うものを!」と、思い出してみてください。
そうすれば、失敗ではなくむしろ、成功です。