最近ではスーパーやコンビニで売られるようになった焼き芋。
身近で年中いつでも食べられるようになりましたね。
栄養もたくさん入っているし、おやつにももってこい!
でも、たまに苦い部分が出てきませんか?
食べてしまったけど、もしかして腐ってるの!?
食べても大丈夫なのか!?とちょっと心配になります。
今回は、焼き芋の苦い部分について食べても大丈夫なのかなどまとめてみました。
焼き芋の苦い部分ってなに?苦い理由
焼き芋にはたまに苦い部分があります。
特に両端に近づくと苦みが出てきますが、その原因は2つ。
- ヤラピン
- クロロゲン酸
です。
ヤラピンはさつまいもにしか含まれない独特の成分で、デトックス効果があると言われています。
昔から便秘薬としても重宝されてきました。
胃粘膜保護作用もありますので、お腹の元気がない時に食べると良いですね。
皮から5mmくらいに多く含まれると言われていますので、皮ごと食べると効果が出ますよ。
皮も少し苦かったりしますけどね。
また、クロロゲン酸は、コーヒーなどにも含まれるポリフェノールの一種の成分で、抗酸化作用がある物質です。
脂肪の蓄積を抑える働きもあると言われていますよ。
ですので、害はなく安心して食べられます。
むしろ美容に良いので食べたくなりますよね。
まぁ苦い部分は美味しくないですが。
無理して食べる必要は全くありませんよ。
苦いのは焼き芋が腐るから?食べても大丈夫?
焼き芋の苦い部分は、ヤラピンやクロロゲン酸が原因ということがわかりました。
でもなんとなく、苦いと腐っているのではないかと気になってしまいますよね。
確かにさつまいもは腐ると苦くなることもあります。
だとすると、苦くても、ヤラピンやクロロゲン酸のせいだから食べても大丈夫なのか、腐っているから食べない方が良いのか分からないじゃない!
となりますが、見分ける方法はもちろんあります。
腐っている焼き芋には以下のような特徴があります。
- 酸っぱいにおいがする。
- 硬くなく柔らかい。
- 表面がべとべとしている。
- 糸を引いている。
- カビが生えている。(緑やふわふわした白いもの)
- 皮がしわしわになっている。
こんな状態になっているものは傷んだり腐っているサインですので、食べずにすぐに捨ててしまいましょう。
もったいないから腐った部分だけ捨てて食べよう、というのもやめましょう。
焼き芋の中にまでカビや菌が浸出している可能性がありますので、腐った部分のある焼き芋は思い切って全部捨ててくださいね。
焼き芋は意外ととても腐りやすいのです。
夏ならその日中、冬でも翌日までには食べてしまいましょう。
たくさん買ってしまってその日のうちに食べきれない場合は、腐らないように冷蔵庫や冷凍庫に保存するのをおすすめします。
冷蔵ではラップやジップロックに入れて3日~4日、冷凍では同じようにラップやジップロックに入れて1ヶ月くらい保存できます。
わたしは冷凍保存して、半解凍の状態で食べたり(焼き芋じゃないみたいです)、マッシュにして冷凍して、半解凍してアイスクリームと一緒に食べたり、焼き芋と少し違った方法でも楽しんでします。
寒い時期だけではなく、暑い夏にも冷たい焼き芋。
とってもおいしですよ。おすすめです。
焼き芋をオーブントースターで作る時短方法
生のさつまいもを買ってきてお家で焼く!という方法もあります。
さつまいものままでしたら、長く保存できますからね。
他の料理にもできますし。
普通に焼くと60分~90分かかりますが、ここではレンジとオーブントースターを使っての時短方法を紹介します。
- 水で洗い、水で濡らしたキッチンペーパーで包みます。
- 耐熱皿にのせ、電子レンジで2分(500w)ほどチンします。
- アルミホイルに包みなおしてオーブントースターで10分焼くと出来上がりです。
この方法でも結構な時短なのですが、レンジを使ってさらに時短な方法があります。
- 水で洗い、水で濡らしたキッチンペーパーで包みます。
- 耐熱皿にのせ、電子レンジで2分(500w)ほどチンします。
- 解凍モード(200w)で10分ほどさらにチンすればできあがり!
- もしまだ硬かった場合は、さらに数分チンしてください。
アルミホイルに包みなおす手間がない分、こちらの方が楽です。
そしておいしいんです!!
最初に一気に温度を上げて、低温でじっくり焼く(温める)という方法が、甘さをだしてくれるようですよ。
時間のない時は是非試してみてください。
この方法を知ってから、我が家の焼き芋は焼きません。
レンジで温めるのみです。
まとめ
いかがでしたか?
美味しく食べられる焼き芋の苦い部分、これは美容の味方、食べても大丈夫です。
腐っているものは、苦い以外にも何かしらのサインがあります。すぐに捨てましょう。