昔ならハローページなどの電話帳から調べられた個人の電話番号。
最近では、多くの家庭が固定電話や個人の電話番号を登録していない傾向があります。
というより、そもそも固定電話を繋いでない方も多いですよね。
しかし、何かの際には固定電話が役立つこともあります。
電話番号を調べるには、どのような方法があるでしょうか。
最も簡単な方法はインターネットでの検索です。
この記事では、スマートフォンやパソコンが広く使われるようになった現代において、電話帳を使わずに個人宅の電話番号を調べる方法を紹介しています。
久しぶりに連絡を取りたいけれども電話番号がわからない場合、名前や住所が分かればインターネットで個人宅の電話番号を検索できます。
電話帳といえばタウンページとハローページ
個人宅の電話番号を探す際に、ハローページやタウンページなどの既存の電話帳が候補に挙がりますが、これらは異なる目的で発行されています。
タウンページは東日本電信電話(NTT東日本)と西日本電信電話(NTT西日本)によって発行される、業種別に分類された電話帳です。
タウンページという名前が付く前は「職業別電話帳」と呼ばれていました。
このため、個人宅の電話番号を直接検索することはできません。
一方、ハローページは個人宅の電話番号と住所が掲載されているものです。
ですが、ハローページのサービスは段階的に終了しており、インターネット上でも閲覧することはできません。
かつてNTTは「エンジェルライン」という名で個人宅の電話番号を提供するサービスを行っていましたが、2011年にそのサービスは終了しました。
令和6年現在、ハローページを元にした個人宅の電話番号検索サービスは、主に営利を目的としたウェブサイトによって運営されています。
無料で利用できるオプションも提供していますが、完全な情報を得るためには有料のサービスを利用する必要がある場合が多いです。
2021年10月以降ハローページの発行は段階的に終了していますが、在庫があればNTTで買えます。
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NTT電話帳検索
ですが、ほとんど買えない地域が多いと思っておいてください。
価格は一冊110円で、送料は539円が必要です。
携帯電話のレアな電話番号についてまとまた記事です。
興味のある方はチェックしてみてください。
↓↓
090の電話番号はレア?080や070との違いを分かりやすく解説
ネットで個人の電話番号を調べる方法
個人宅の電話番号を調べる方法には色々あります。
ネットの電話帳-住所でポン!
このサイトはハローページのデータを使用しており、2000年、2007年、2012年版の情報が利用可能です。
こちらのサービスでは、利用者が特定の住所から電話番号を見つけることができるよう簡易な操作で情報検索を行える設計となっています。
有料版は月額660円で1993、1997、1999~2019年の電話帳を検索することができます。
「ネットの電話帳-住所でポン!」にはスマートフォン用のアプリがあります。
このアプリを使えば、2019年版までのデータを検索できますが利用には月額770円が必要です。
アプリはandroidにしかなく、iPhoneユーザーの方はウェブ版を利用しなければなりません。
多くの方が、ダウンロード後に目的の情報が見つからないことを懸念しています。
特に単一の電話番号を調べたい場合には、このアプリを使うのは少し割高に感じるかもしれません。
そのため、NTTの104番号案内サービスの利用がおすすめです。
電話帳検索・実
このサービスはすでに終了しているようです。
検索エンジンを利用した検索
GoogleやYahoo!などの一般的な検索エンジンを使用しても、個人宅の電話番号を見つけ出すことが可能です。
この方法では、検索バーに「名前 地名 電話番号」という形式でキーワードを入力します。
詳しい住所が分かっている場合は、それを含めて検索することでより正確な結果を得ることができます。
ただし、一般的な名前の場合は同姓同名の他の人々も検索結果に現れるため、特定の情報を絞り込むことが必要です。
それぞれのサービスの特性を理解し、自分の検索ニーズに合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。
フェイスブックでも電話番号を探す方法があります。
フェイスブックではユーザーが実名で登録するので、フルネームを知っていれば検索窓に入力して探すことができます。
同名のユーザーが多く表示されることもありますが、プロフィールを確認すれば知り合いかどうかを判断できます。
ただし、メッセージを送る際には相手が正しいかどうかをよく確認することが大切です。
電話を使わずに連絡を取る方法としても利用できます。
ネット以外で個人の電話番号を調べる方法
個人宅の電話番号をネット以外で調べる方法はいくつかあります。
NTTの番号案内サービス
ネットで見つからなかった電話番号は、NTTの番号案内「104」で調べることができます。
これは料金がかかりますが、速やかに情報を得られる方法です。
通話料は時間帯によって異なり、案内された番号が照会できなかった場合は料金がかからない場合もあります。
ただし、携帯電話からのアクセスは通信事業者によって料金が異なるので注意が必要です。
104の番号案内サービスの使い方や料金についてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
こちらを参考にしてください。
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104の番号案内は廃止されてない!使い方と携帯からの料金・個人案内の停止方法
図書館でのハローページの閲覧
多くの図書館には地域のハローページが置かれており、直接閲覧することができます。
全国の電話帳を見ることができる図書館もありますが、事前にどの地域の電話帳があるのかを確認すると良いでしょう。
電話帳を閲覧できる図書館についてはこちらのNTTのページで案内されています。
ただし、図書館では電話帳の貸出は行っておらず、閲覧のみとなります。
探偵による調査
もしハローページに載っていない電話番号を探す場合、探偵に調査を依頼することも一つの方法です。
探偵は名前やおおまかな住所から電話番号を特定するサービスを提供しており、固定電話の所有者の情報を突き止めることも可能です。
この方法は比較的高額で、料金は大体5万円前後です。
まとめ
個人の名前や住所から電話番号を調べる方法について紹介しました。
今は電話以外でも連絡を取る方法はいくらでもあります。
電話番号にこだわらずLINEやSNSのDMでも連絡が取れるということを頭に入れておきましょう。