レーズンを赤ちゃんに食べさせるのは何歳から大丈夫なのでしょうか。
実は離乳食として食べることは可能ですが、注意点があります。
ここでは、レーズンは何歳から食べれられるのか、離乳食のおすすめの食べ方など紹介していきます。
レーズンは何歳から食べさせていい?
レーズンはその特有の甘みが特徴でドライフルーツの中でも人気ですが、赤ちゃんにとって適切な時期はいつなのでしょうか?
一般的には、赤ちゃんが9ヶ月から11ヶ月の間に初めてレーズンを試してもいいとされています。
離乳食として大丈夫であると言われています。
しかし、レーズンはその硬さから赤ちゃんが扱うには少し難しいかもしれません。
では、なぜ離乳食の一部として推奨されるのでしょうか?
ここで、レーズンを赤ちゃんに与える際のポイントとその理由を紹介します。
レーズンを与えるののは9ヶ月以降が適している理由はレーズンの糖分の量にあります。
8ヶ月頃からは、赤ちゃんも糖分を少しずつ摂取することができます。
でも、レーズンのような糖分が豊富な食品は甘いものへの好みを育ててしまう可能性があります。
糖分の摂取は慎重に行うべきなので、もう少し時期が後の9カ月以降が良いのです。
また、9ヶ月頃になると、赤ちゃんは歯ぐきで食べ物をかんでつぶすことができるようになります。
レーズンはぶどうを乾燥させたもので生のフルーツと比べると硬さがありますが、この時期の赤ちゃんならば、ある程度の硬さの食品も扱えるようになります。
実際、私の母も私がこの年齢の時にレーズンを食べさせていました。
レーズンのような栄養価の高い食品を赤ちゃんに与えたいと思っている親御さんも多いでしょう。
9カ月頃から与えてもよいということですので、適切な時期が来たらぜひ試してみてください。
多くの市販レーズンには、赤ちゃんの摂取に適さない添加物やオイルが含まれていることがあります。
そのため、赤ちゃんに与える場合は添加物が少ない、できればオーガニック製品を選ぶと良いでしょう。
スーパーマーケットで購入する際は、ラベルを注意深く確認しオーガニック製品を選択することをお勧めします。
また、レーズンは一般的にアレルギーを引き起こしやすい食材とは考えられていませんが、元となるぶどうに対するアレルギー反応がある場合があります。
ぶどうにアレルギーがある赤ちゃんには、レーズンの摂取を避けるべきです。
初めてレーズンを赤ちゃんに与える際は、少量から始め赤ちゃんの反応を観察することが重要です。
アレルギー反応が現れた場合に迅速に対応できるよう、医療機関が開いている時間帯に試すことが望ましいです。
赤ちゃんや幼児の成長期において、初めて接する食品はアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
なので、離乳食を与える際は少量から試し、赤ちゃんの様子を注意深く観察してください。
レーズンの賞味期限はどれくらいでしょうか。
まあ、赤ちゃんに消費期限などがギリギリのものを与える方もいないと思いますが。
レーズンの賞味期限についてはこちらの記事にまとめてあります。
気になる方はチェックしてみてください。
↓↓
レーズンの賞味期限はどれくらい?保存方法と開封後の日持ちは?
レーズンを離乳食にする方法
レーズンはそのままではかなり硬く離乳食に適した形状にはなりません。
そのため、お湯で柔らかく戻すことから始めます。
手順
- 必要量のお湯を沸騰させます。
- レーズンを適量取り、沸騰したお湯に15分ほど浸して柔らかくします。
- 柔らかくなったレーズンを取り出し、必要に応じて細かくすり潰します。
この下準備により、レーズンの甘みと栄養を赤ちゃんが安全に楽しめるようになります。
レーズンの量
赤ちゃんに与えるレーズンの量は一度に数粒が適切です。
離乳食の進行状況に応じて、2~5粒を目安に調整します。
アレルギーについての注意
レーズンはぶどうから作られるため、ぶどうに対するアレルギーがある赤ちゃんには避けるべきです。
初めての提供時には、他の食材とは別にして赤ちゃんの反応を慎重に観察します。
年齢に応じて与え方も変えましょう。
9~11ヶ月
この期間の赤ちゃんは、舌と上あごで食べ物をかむ能力が発達してきます。
レーズンは柔らかくしてから提供し、他の好まれる食材と混ぜることも一つの方法です。
1歳以降
赤ちゃんが自分で前歯で噛んで食べ始める時期です。
レーズンのような食品は、赤ちゃんが安全に食べられる硬さに調整することが大切です。
レーズンは何歳からそのまま食べていい?
レーズンは離乳食として9ヶ月頃から与えてもよいということでした。
普通に食べられるのは何歳からなのでしょうか。
答えは1歳半です。
1歳半頃になれば、赤ちゃんはもはやレーズンを通常の食事の一部として楽しむことができます。
この時期には、赤ちゃんの咀嚼能力が向上し糖分を含む食品を消化する能力も強化されています。
レーズンの離乳食メニュー
提供する離乳食にレーズンを取り入れる際は、赤ちゃんが安全に食べられるように柔らかくし細かく加工することが重要です。
レーズンはそのままでは硬すぎるため、食べやすさを考慮して準備しましょう。
このような工夫をすることで、レーズンを美味しくかつ栄養価が高い食事やおやつに変えることができます。
離乳食後期と完了期に適した、レーズンを使用したレシピを紹介します。
かぼちゃとレーズンのマッシュ(離乳食後期向け)
必要な材料
- かぼちゃ 1/4個
- レーズン 適量
調理手順
- かぼちゃを電子レンジで加熱し、柔らかくします。
- 柔らかくなったかぼちゃをマッシュし、小さな団子を作ります。
- 刻んだレーズンをかぼちゃに混ぜ合わせます。
このレシピで、かぼちゃの自然な甘みとレーズンの風味が組み合わさり、赤ちゃんが飲み込みやすい食べ物になります。
さつまいもレーズンチーズパンケーキ(離乳食完了期向け)
必要な材料
- ホットケーキミックス 300g
- 卵 2個
- 牛乳 240cc
- レーズン 70g
- ベビーチーズ 5個
- さつまいも 中1/2本
- 油 適量(焼く時用)
調理手順
- さつまいもを小さく切り、電子レンジで加熱して柔らかくした後、マッシュします。
- レーズンはお湯に15分程度浸して柔らかくし、水気を切ります。チーズは小さく角切りにします。
- ホットケーキミックスで生地を作り、マッシュしたさつまいも、レーズン、チーズを混ぜ込みます。
- 薄く油を引いたフライパンで生地を焼き、一面に穴が開いたらひっくり返して、蓋をして蒸し焼きにします。
このレシピでは、さつまいもの甘さ、レーズンの風味、チーズの濃厚さが組み合わさり赤ちゃんが喜んで食べる美味しい離乳食になります。
レーズンを使用する際は、十分に柔らかくして赤ちゃんが食べやすいように配慮してください。
これらのレシピが、離乳食のバリエーションを広げる参考になれば幸いです。
レーズンパンは何歳から大丈夫?
子どもが初めてパンを食べ始める際、多くの保護者は白パンから始めて徐々に様々な種類のパンを導入します。
その中で、レーズンパンをいつから子どもに提供して良いかという疑問が生じます。
一般的に、子どもが9ヶ月の離乳食後期に達した時点でレーズンパンも食べ始めることができます。
レーズンパンを選ぶ際には、含まれる成分に注意を払う必要があります。
特に、乳成分、卵、小麦、大豆、そしてレーズン自体へのアレルギーは、与える前に確認しておくべきです。
これらの成分に対するアレルギー反応は、初めての食事で特に注意が必要です。
また、市販のレーズンパンには、マーガリンや卵などの脂質を多く含む材料が使われていることが多く幼い子どもの消化器官には負担がかかる可能性があります。
提供する際には、柔らかい白い部分を選んでレーズンの糖分にも注意しつつ量を調整することが推奨されます。
レーズン自体は、ぶどうを乾燥させたもので外側に油が塗られることがあります。
さらに、レーズンパンに使用されるレーズンは洋酒に漬けられていることもあります。
パン製造時の高温でアルコール分はほとんど飛んでしまいますが、それでも、アルコールの香りが強いパンは避け、適量を心がけることが重要です。
このような点を踏まえ、レーズンパンを子どもに提供する際には材料の安全性を確認し、適切な量を提供することが大切です。
レーズンパンを買う際のポイント
選ぶ際のポイントを紹介します。
赤ちゃんにとってロールパンタイプのレーズンパンは脂肪分が多く、消化に負担をかける可能性があります。
そのため、食パンタイプのレーズンパンが赤ちゃんに与えやすくおすすめです。
食パンタイプは、パンの耳を取り除くだけで赤ちゃんが食べやすくなりますからね。
もしロールパンタイプを選ぶ場合は、外側の皮を取り除き柔らかい部分だけを提供すると良いでしょう。
おすすめは、フジパンの本仕込レーズンです。
食パンタイプで耳を取り除くだけで簡単に赤ちゃんが食べられるようになります。
乳化剤やイーストフードを使用しておらずトランス脂肪酸も含まれていません。
レーズンに洋酒を使っていないのも安心です。
レーズンパンの消費期限についてはこちらの記事にまとめてあります。
↓↓
レーズンパンの消費期限が切れてる!冷凍できる?日持ちはどれくらい?
まとめ
レーズンは何歳から食べてもいいのか紹介しました。
大体9ヶ月から大丈夫ですね。
初めて与えるときはアレルギーに気を付けましょう。