十五夜は月がとても大きくてきれいでしたね。
うちは子供たちのリクエストでお団子を食べながらお月見をしました。
みなさんは団子をお家で作るとき、固くなることがありませんか?
今回はだんご粉で作っただんごが固くならない方法や保存の仕方を紹介していきますね。
お餅を固くならないように作る方法はこちらの記事に詳しくまとめてあります。
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固くならないお餅の作り方・餅に砂糖を混ぜるタイミングは?
だんご粉やもち粉が固くなる理由と固くならない方法
団子が固くなる原因にはいくつかの理由があります。
その原因を取り除けば、固くならずに食べることができます。
水分を失って固くなってしまう
だんご粉はうるち米ともち米から作られています。
ご飯を放っておくと水分がなくなって固くなりますよね。
それと同じように、だんご粉も時間が経つと徐々に水分が蒸発して固くなってしまいます。
団子に水分を閉じ込めておけば、固くならずに済みますね。
固くならない方法をいくつか紹介します。
だんご粉に砂糖を混ぜる。
砂糖は水分を保たせる役割があります。
ですので、だんご粉に砂糖を混ぜて作ると時間が経っても固くなりにくいのです。
お店で売っている団子って、少し甘く感じたりしませんか?
それは固くならないように砂糖が入っているためなのです。
ただ、団子そのものが甘くなってしまいますので、しょうゆ団子などの甘くない味付けで食べたい場合は避けた方が良いかもしれませんね。
甘い団子を食べるときは、だんご粉に対して砂糖を20~30%の割合で混ぜると良いでしょう。
甘い味付けで食べると、団子そのものが甘くても気になりません。
団子が甘い分、味付けは甘さ控えめでもおいしく食べられますよ。
だんご粉に豆腐を混ぜる。
豆腐はほとんどが水分でできています。
豆腐を混ぜることでたくさんの水分を含ませることができるので、1日経った団子も固くならずに保つことができます。
豆腐は放っておくと水が染み出てきますよね。
団子の中でも同じように水分を出してくれるので、たくさんの水分を保ってくれます。
我が家では、砂糖・豆腐をダブルで活用しています。
我が家のレシピを紹介しますね。
【レシピ】
- だんご粉120gに対して、絹ごし豆腐を100gで混ぜる。
- さらに砂糖小さじ4を加える。※砂糖はなくても大丈夫です。
- 混ぜたら潰すように混ぜて団子を作りましょう。
茹でたら水でしっかり冷ました後、水にさらしておきましょう。
そうすれば2日ほどは柔らかいまま保ってくれますよ。
おはぎをもち米で作ったときでも固くならない方法についてはこちらの記事にまとめてあります。
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おはぎをもち米で作っても固くならない作り方と保存方法
少ないお湯で団子を作ってしまった
団子を茹でる時は、鍋にたっぷりのお湯で茹でましょう。
小さな鍋や浅く少ないお湯で茹でてしまうと、団子の中まで火が通らなくなってしまいます。
蒸さずに茹でて作った
茹でるのも良いですが、蒸して作る方が柔らかくてもちもちした団子に仕上がります。
蒸し器のないご家庭では、レンジで蒸す方法もありますよ。
【レンジを使った蒸し方】
- お皿やタッパーにお水を張る。
- その中に団子を入れて蓋をする。
- レンジで加熱すると、蒸したように仕上がります。
上新粉の団子を作る時に蒸し器が無い場合の簡単な方法についてはこちらの記事にまとめてあります。
チェックしてみてください。
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上新粉の団子を作るけど蒸し器がない!蒸さない簡単な方法
だんご粉の団子か固くならない方法について述べてますが、米粉の団子が固くならない作り方についてはこちらの記事にまとめてあります。
ぜひ参考にしてください。
↓↓
米粉の団子が固くならない作り方!柔らかくする方法
だんご粉の団子の丸め方のコツ
だんご粉をこねる際は水や豆腐などは最初は控えめに加えて練り始めましょう。
序盤は粉っぽさがありますが、練り続けるうちに次第にしっとりとしてきます。
この変化を見極めつつ、少しずつ(2~3滴程度)水分を加え柔らかくなりすぎず耳たぶくらいの柔らかさで形を整えられる程度まで調整します。
水分を加えることで固くなりにくくなり、少しずつ水を加えつつ練り直すことで、柔らかなお団子が完成します。
水を一度にたくさん加えると上手くいかないので、水分の加え方には注意が必要です。
ホームベーカリーやニーダーの使用も一つの手です。
団子が固くならない保存方法と日持ち
団子の保存は、まずは常温です。
先ほども触れましたが、団子が固くなるのは水分を失ってしまうから。
ですので、できるだけ水分が逃げないように、必ずラップやジップロックで包んで保存してください。
タッパーに入れることでも良いですが、より空気に触れない方がよいので、個人的にはラップがおすすめです。
わたしはラップでぴっちりくるんだ後に、ジップロックに入れておきます。
もちろん、高温にならない場所に置くようにしておきましょうね。
常温での賞味期限はだいたい1日から3日ほどです。
とはいえ、日が経つごとに乾燥が進んでしまいますので、その日のうちから翌日までに食べてしまう方がおいしくいただけますよ。
それよりも長く保存するには、冷凍庫がおすすめです。
明日食べるから冷蔵庫に入れておこう~、といったかんじで冷蔵庫は気軽に使いがちです。
でも、冷蔵庫は乾燥が進んでしまいますので、団子の保存には向いていません。
冷凍庫で保存する場合も、ラップやジップロックに包んで保存しましょう。
我が家では団子同士がくっつくことを防ぐために少し工夫していますよ。
- トレーを用意します。
- クッキングペーパーやラップを敷き、その上に団子同士がくっつかないように並べます。
- そのまま冷凍庫に放置。
- 団子が凍ったらジップロックに入れて冷凍保存します。
この方法ですと、団子同士がくっつくことなく場所を取らずに保存できます。
また、1個単位で食べたい分だけ解凍できるのでとっても便利ですよ。
ちなみにですが、冷凍団子の場合は加熱しなくても自然解凍で食べることができます。
ただ、少しパサつくのが難点です。
すぐに食べたい!という場合はレンジで軽く温めると、早くおいしく食べられますよ。
温める時間は個数によりますので、最初は様子を見ながら30秒程度から温めてみましょう。
上新粉団子の日持ちと冷凍保存についてはこちらの記事にまとめてあります。
参考にしてください。
↓↓
上新粉団子の作り置き!手作り団子の日持ちと冷凍での保存方法
上新粉で団子を作ったけど失敗して固くなってしまった!って場合はこちらの記事を読んでみてください。
↓↓
上新粉で団子を作ったら固い…失敗を防ぐコツとリメイク方法の紹介!
だんご粉が柔らかくなりすぎた場合はどうしたらいい?
団子が固くならない方法を紹介してきましたが、逆に柔らかくなりすぎた場合はどうしましょう。
団子が柔らかくなりすぎる原因は、水を入れすぎしてしまったことにあります。
だんご粉と水の割合は、ちょうど1:1です。
これを覚えておけば、計りがなくても作ることができますので覚えておきましょう。
柔らかくなりすぎた場合、だんご粉が余っていれば少しずつだんご粉を追加していきましょう。
追加して、よくこねて、まだ柔らかければ追加して、こねて、をちょうど良い固さまで繰り返しましょう。
もし、だんご粉がない場合は、小麦粉や片栗粉、コーンスターチでも代用できますよ。
もちろん、上新粉や白玉粉でもOKです。
粉がない場合は、キッチンペーパーで水分を吸わせることで解消できる場合もありますので、一度試してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は団子を柔らかく作る方法を紹介しました。
色々と応用できそうですので、いろんなところで試してみてくださいね。
もちを作ってみても、同じようにできそうですよね。