裏起毛の衣類の毛がつく・抜ける原因と対策!
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裏起毛の衣類の毛がつく・抜ける原因と対策!

裏起毛の素材は柔らかくて温かいので冬場は重宝しますよね。

ですが毛が付くのが玉にキズです。

 

ここでは、裏起毛の衣類の毛が服につくときの対処法と防ぐ方法、原因など解説していきます。

 

裏起毛の素材の毛がつくときの対処法

裏起毛やフリースなど、特別な処理を施して毛羽立たせた素材は、その性質上、毛玉や抜け毛が発生しやすいです。

購入後すぐの使用では、インナーが毛だらけになったり洗濯物全体が抜け毛で埋まることもあります。

 

これを避けるための簡単な対策をご紹介します。

最初に洗濯を行う

新しいデニムを水で洗い、糊を落とすように、裏起毛シャツも最初に手間をかけることで清潔で長持ちさせることができます。

新品の状態では不要な抜け毛が残っていることが多いため、裏返して洗濯ネットに入れ一度洗濯することをお勧めします。

 

コロコロを使用する

洗濯前に粘着クリーナーで抜け毛を予め取り除くことも有効な方法です。

コロコロをしておきましょう。

これにより不要な抜け毛を事前に除去できます。

 

適切なインナーを選ぶ

衣類間の摩擦が抜け毛や毛玉の主な原因です。

摩擦により静電気が生じ、これがホコリや繊維の絡みつきを促します。

静電気を抑えるためには、相性の良い素材の組み合わせが重要です。

つまり、プラスならプラスのもの、マイナスならマイナスのもの同士で組み合わせるのです。

+に帯電

  • ナイロン
  • ウール

-に帯電

  • ポリエステル
  • アクリル

帯電しにくい

  • 綿

 

例えば、ポリエステル(マイナス)とウール(プラス)は静電気を引き起こしやすいため避けた方が良い組み合わせです。

ポリエステルならアクリル製のものと組み合わせるのが静電気が起こりにくいです。

 

静電気が起こりにくい素材についてはこちらに記事にもまとめてあります。

マフラーの毛が制服につかない方法など紹介しています。

チェックしてみてください。
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インナーの色を合わせる

抜け毛が気になる場合、インナーの色を外側の素材と同じ色にすることで抜け毛が目立ちにくくなります。

白い素材には白いインナー、黒い素材には黒いインナーが最適です。

 

起毛素材と裏起毛とはなに?

起毛とは、生地の表面を特別な加工で毛羽立たせた素材のことを指します。

特に、生地の裏側だけを加工して毛羽立たせたタイプを「裏起毛」と称します。

この加工は化学繊維を除く各種生地に適用されます。

 

この加工により、生地は触り心地が柔らかくなり同時に厚みが増して温かさを提供します。

加工された毛が体温で暖められた空気を保持し、その結果、優れた保温性を実現するためです。

これらの特性から、起毛や裏起毛の素材は冬季の衣類に特に適しています。

 

裏起毛衣類の洗濯方法

裏起毛の服を洗濯する際、裏返して洗うべきかどうかはよくある疑問です。

裏返して洗うことで、毛抜けや毛玉の心配が少なくなるのではないかと考える方も多いでしょう。

 

実際、衣類を裏返して洗濯することは一般的に推奨されています。

この習慣は、私が子供の頃に母から聞いたものですが、多くの情報源が衣類を裏返して洗うべきだと述べています。

 

裏起毛の服も含め、衣類を裏返さずにそのまま洗濯していた人もいるかもしれませんが、裏返して洗濯することには以下のような利点があります。

  • 生地の損傷が少なくなる
  • 毛玉ができにくくなる
  • 皮脂や汗の汚れがより落ちやすくなる
  • 色落ちを防ぐことができる
  • 衣類の日焼けを避けることができる
  • 乾燥が早くなる

特に裏面は着用時には見えない部分ですが、衣類を長持ちさせるためには表面の摩耗を最小限に抑えることが重要です。

裏返して洗濯することで、生地の摩耗を減らし毛玉の発生を抑えることができます。

また、肌に直接触れる内側がしっかり洗えるため汚れの除去も効果的です。

 

色落ちの防止や、裏返して干すことでの日焼け防止も大きなメリットです。

ポケットなどが付いた衣類は、表で干すと乾きにくいことがありますが裏返して干すことで乾燥が促進されます。

 

このように、裏起毛の衣類を含むすべての衣類を裏返して洗濯することは、多くの利点があり衣類を長く美しく保つために有効な方法です。

 

まとめ

裏起毛の衣類の毛がつくときの対処法や防止策を紹介しました。

買ってから一度洗ったり、コロコロをしてみましょう。

静電気が起こりにくい素材を選んでみるのも手ですね。

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